逆に言えば7割はどこからか創刊の噂を聞きつけて、
申し込みしてくれた方々であります。
北尾が発行するメールマガジンや、
あとは「ダ・ヴィンチ」に掲載された程度で、
宣伝らしい宣伝はやっていないのだから、
その多くはネットからと考えるのが自然でしょう。
個人で何かやろうとする人間にとって、いい時代ですよね。
マスメディアの衰退と合わせて考えると、
なんだか納得できるような感じがします。
マスメディアが全部ダメだというのではなく
果たす役割もまた大きいはずですが、
これまでは大メディアと極小メディアの両極に別れていたのが、
その間にミドルメディアとも呼ぶべき一群が加わるとするなら、
とてもおもしろい展開といえるんじゃないでしょうか。
3000部~1万部程度の雑誌が、広告に頼ることなく、
内容にふさわしい読者を得て、ひとりか数名かわからないけど、
それ専従でやっていける。
そういうのって理想的だと思うんですよねえ。
レポもそのひとつと呼ばれるようになれたらいいと思います。